銀行に貯金しておいても毎年還元される利息はごく僅かとなってしまっています。
もちろん銀行によっても違いがありますが、1年間100万円を定期貯金しても受け取れる利息は多くても2000円程度です。
普通貯金なら利息はもっと少なく僅か100円程度です。
銀行に貯金する代わりに賢い資産運用を検討しましょう。
暗号資産(仮想通貨)を購入するには、暗号資産の口座を開設して、暗号資産の販売所・取引所を利用することになります。
この記事では、
◎販売所と取引所の違い
◎暗号資産を購入する方法
◎実際に購入するまでの流れ
をまとめてご紹介します。
この記事を読めば、暗号資産の購入場所や購入方法、購入の流れまでを知ることができます。
暗号資産の販売所と取引所の違い
暗号資産の購入には、暗号資産の販売所あるいは取引所の利用が必要です。
ここでは、暗号資産の販売所と取引所の違いを説明します。
販売所
暗号資産の販売所では、運営会社とユーザーとのあいだで暗号資産を購入・売却することができます。暗号資産販売所の運営会社が保有するコインを、ユーザーが提示された価格で売買するしくみです。
取引所
取引所では、ユーザー同士が暗号資産の購入や売却をします。ユーザーは売買板を見ながら、暗号資産の金額を決めて取引をするのです。なお、Coincheckでは、販売所および取引所、どちらでの取引も可能です。
口座を開設してみよう
Coincheckでは、以下の2ステップで簡単に口座開設ができます。
- 1.アカウント作成をする
- 2.本人確認を行う
販売所、取引所、どちらの機能を利用するにも、まずは暗号資産の口座を開設しなければなりません。口座を開設することで、暗号資産の購入や売却などができるようになります。
以下で、そのための手順について解説します。
1. Coincheckのアカウント登録
まずは、Coincheckのサイトにアクセスし、「アカウント登録」を行います。
メールアドレスとパスワードを入力し、「アカウント作成」ボタンを押すと、入力したメールアドレス宛に、メールが送られます。
その文面に記載されたURLをクリックすれば、あなたのメールアドレスで間違いないことが確認されますので、アカウントが無事に作成されます。
2. SMS認証(電話番号認証)を行う
次に電話番号を登録します。
Coincheckが指定した番号に、お手元の携帯電話・スマートフォンからSMS(ショートメッセージ)を送ってください。
返ってくるメッセージに書かれた認証コード6桁をCoincheckのサイトで入力すれば、あなたの電話番号が真正なものと認証され、登録完了となります。
3. 本人確認を行う
Coincheckでの本人確認は『iOS/Androidアプリからでのお申し込み』と『Webからのお申し込み』の2種類があり、それぞれ確認方法が少し異なります。
Webからのお申し込みは当社審査後、ハガキの受け取りで完了となりますが、アプリからのお申し込みは「かんたん本人確認」で審査が完了すればすぐにご利用可能になります。
「かんたん本人確認」とは、スマートフォンアプリで本人確認書類と顔の写真・動画を撮影、送信することで、インターネットで口座開設の手続きが完結するサービスです。
※現在お住いの住所が記載されている本人確認書類が必要です。
Coincheckからご登録住所へ本人確認ハガキの郵送は不要で、審査完了後、すぐにご利用が可能となります。
参考:「かんたん本人確認」とは
アプリからのお申し込みは、SMS認証が完了すると、お客様情報の登録および本人確認書類の提出を行います。名前や性別、生年月日、住所といった基本情報を、間違いがないように注意して入力します。
次に、本人確認書類をアップロードしますが、使用できる書類は以下のいずれかとなります。
場合によってはアプリからでもハガキによる本人確認の手続きをお願いする場合がございます。その際は以下のリンクの内容をご確認ください。
<登録可能な本人確認書類>
- 運転免許証(表面と裏面)
- パスポート(「顔写真ページ」と「住所記載ページ」)
- 在留カード(表面と裏面)
- 特別永住者証明書(表面と裏面)
- 運転経歴証明書(表面と裏面。交付年月日が2012年4月1日以降のもの)
- 住民基本台帳カード(表面と裏面)
- 個人番号カード(表面のみ、裏面は提出不要)※「通知カード(写真なし)」は本人確認書類としては利用不可。
本人確認に必要な書類について不明点等ございましたら以下のリンクをご参照ください。
お客様情報の入力後は、本人確認の撮影を行います。
STEP①
はじめに、「表面を撮影」「裏面を撮影」ボタンから、それぞれ書類の表と裏の写真を撮影してください。
パスポートを撮影する場合、「表面を撮影」では顔写真ページを撮影してください。「裏面を撮影」では所持人記入欄を撮影してください。
STEP②
次に、顔と本人確認書類表面の撮影を行います。
ご自身の顔と書類表面がイラストの位置に来るように、書類を手に持って撮影してください。
画面の案内に従って、ゆっくりと顔を傾けたり表情を変えたりしてください。
STEP③
最後に、顔と本人確認書類の厚みの撮影を行います。
画面に顔と書類を写し、書類をゆっくりとイラストのように斜めに傾けて撮影してください。
撮影が終わりましたら「現在確認中です」と表示されます。審査完了までしばらくお待ちください。
審査が完了し、承認となればCoincehckのすべての機能をご利用になれます。
参考:本人確認書類の撮影方法
webからの本人確認
Webからのお申し込みは、SMS認証が完了すると、お客様情報の登録および本人確認書類の提出を行います。名前や性別、生年月日、住所といった基本情報を、間違いがないように注意して入力します。
次に、「IDセルフィー」(提出書類とご本人がいっしょに写っている写真)を用意します。例えば、運転免許証をアップロードする場合、運転免許証を手に持って、自分の顔を自撮りしてアップロードします。
次に、本人確認書類をアップロードしますが、使用できる書類は以下のいずれかとなります。
<登録可能な本人確認書類>
- 運転免許証(表面と裏面)
- パスポート(「顔写真ページ」と「住所記載ページ」)
- 在留カード(表面と裏面)
- 特別永住者証明書(表面と裏面)
- 運転経歴証明書(表面と裏面。交付年月日が2012年4月1日以降のもの)
- 住民基本台帳カード(表面と裏面)
- 個人番号カード(表面のみ、裏面は提出不要) ※「通知カード(写真なし)」は本人確認書類としては利用不可。
本人確認に必要な書類について不明点等ございましたら以下のリンクをご参照ください。
参考:コインチェック公式ページ本人確認書類の種類について
書類の提出が終わると画面に、「本人確認書類の確認が完了するまで1~2営業日お待ちください」と表示されます。Coincheck側で書類の確認ができれば、「本人確認完了」のメールと、住所確認用のハガキが住所に届けられます。
ハガキ受け取りをCoincheck側が確認した時点で、すべてのCoincheckの機能が利用可能となります。
犯収法の改定に伴い本人確認書類について変更があるので以下のURLをご参考ください
参考:コインチェック公式ページ犯収法の改正に伴う本人確認書類の変更について
暗号資産を購入するための入金・決済方法
Coincheckでは、暗号資産を購入する前に、日本円を入金することになります。
日本円の入金は、銀行振込のほか、コンビニ入金、クイック入金のいずれかの方法によって可能です。また、日本円を入金せずに暗号資産を購入できるクレジットカード決済もあります。(※現在、Coincheckでのクレジットカード決済は停止中になっています。)
銀行振込
銀行振込を行うには、まずCoincheckにログインして、サイト上の「日本円を入金する」を押してください。Coincheckが指定する銀行口座が表示されます。
こちらの口座に、金融機関から日本円の振込みを行います。日本円の入金をCoincheckのサイト上で確認できたら、暗号資産購入の手続きを行うことができます。
コンビニ入金
コンビニ入金を利用するには、Coincheckにログインして、サイト上の「コンビニ入金」を選択します。
次に、入金額を入力し、支払先のコンビニエンスストアを選択してください。すると、各コンビニチェーン店の入金方法が表示されますので、店頭にて手続きを行いましょう。
クイック入金
クイック入金は、ペイジー決済のシステムを利用した、金融機関での入金となります。Coincheckにログインして、サイト上の「クイック入金」を選択し、入金額を入力して「決済申請」ボタンを押します。
支払金額のほか、手続きに必要な「収納機関番号」「お客様番号」「確認番号」の情報が表示されます。これらの情報を基に、PCを使ったインターネットバンキングやスマホを使ったモバイルバンキング、あるいは金融機関のATMで手続きを行います。
クレジットカード決済※
クレジットカード決済での暗号資産の購入は、5,000円からの受け付けとなります。
日本円で購入するときのレートとは異なる、クレジットカード専用レートでの購入となります。レートは10秒ごとに変動しますので、決済に時間がかかった場合、コインの購入量が多少上下することがあります。
※現在、Coincheckでのクレジットカード決済は停止中になっています。
暗号資産を購入する3つの方法
暗号資産の販売所・取引所、それぞれでの暗号資産を購入する方法を確認していきましょう。
①販売所で暗号資産を購入する
販売所を利用して購入するときは、希望する量の暗号資産を購入できます。
運営会社とユーザーがコインを売買するしくみで、少し手数料が高めに設定されていますが、確実に安心して暗号資産を購入することができるでしょう。
②取引所で暗号資産を購入する
一方、取引所では、売買板に出ている価格と数量に応じた取引となります。ユーザー同士のマッチングがうまくいかなければ、取引は成立しません。
暗号資産の取引所を利用するとき、暗号資産の売り手は匿名の状態です。もちろん、買おうとしている人も、相手には誰なのかが知られない状態で取引が行われます。
③成行注文と指値注文
主な注文方法に、相場で取引が成立している現在の価格で購入・売却する「成行注文」と、購入・売却したい価格と数量の希望を出して、同じ価格と数量で取引したい人が現れるまで待つ「指値注文」があります。
指値注文の場合、不本意な価格で購入・売却しないで済むメリットがありますが、相場の値動きによっては、いつまで経っても購入することができない可能性もあります。
現物取引とレバレッジ取引について
暗号資産の売買には、「現物取引」と「レバレッジ取引※」の2種類があります。
暗号資産の販売所で、暗号資産を売買するときは現物取引のみになります。暗号資産の取引所で、暗号資産を売買するときは、現物取引だけでなくレバレッジ取引も可能になります。
現物取引では、購入した暗号資産を自由に送金したり売却したりことができます。
レバレッジ取引とは
一方、レバレッジ取引とは、口座に入れた現金を「証拠金」として、その何倍もの額の暗号資産を売買する取引のことです。ただし、レバレッジ取引で暗号資産を購入した場合、ほかの暗号資産取引所の口座に送金することはできません。
あくまでも、特定の暗号資産取引所の中だけで売買できる権利であり、値動きに合わせて売買の価格差で利益を得る目的に特化しています。
例えば、10万円分のビットコインを購入したとき、その後に10%値上がりして11万円になれば、現物取引なら単純計算で10,000円分の利益が出ることになります。
一方で、3倍のレバレッジ取引を行っていれば、10万円を証拠金として、最大30万円のビットコインを購入することができます。10%値上がりすれば、30,000円分の利益になります。
暗号資産を保有していない状態から「売る」ことも可能
レバレッジ取引なら、暗号資産を保有していない状態から「売る」ことも可能です。
その場合は、値下がりするほど利益が出ます。ただし、レバレッジ取引で大きな損失を出せば、現物取引を超えるペースで証拠金が減ってしまうことになりますので、くれぐれもご注意ください。
※Coincheckでは、2020年3月13日を付けで、レバレッジ取引のサービス提供を終了しています。
暗号資産の手数料について
暗号資産の取引においては、各種サービスを利用するときに、入金手数料や出金手数料などがかかります。
入金手数料
Coincheckでは、「銀行振込」による入金手数料は無料です。ただし、Coincheckが指定した銀行口座へ日本円で振込むことになりますので、利用している金融機関が定める振込手数料が必要になります。
また、「コンビニ入金」「クイック入金」の入金手数料は、以下のように入金額によって変わります。
<コンビニ入金>
- 日本円の入金額が30,000円未満:入金手数料770円
- 日本円の入金額が30,000円以上30万円以下:入金手数料1,018円 ※1回あたりの入金上限額は30万円
<クイック入金>
- 日本円の入金額が30,000円未満:入金手数料770円
- 日本円の入金額が30,000円以上50万円未満:入金手数料1,018円
- 日本円の入金額が50万円以上:入金手数料、入金額×0.11%+486円
出金手数料
Coincheckの口座から日本円を出金するときの「出金手数料」は、1回につき407円となります。日本円出金の上限は、1回あたり5,000万円ですが、手数料は出金額にかかわらず一律となっています。
暗号資産の出金手数料
Coincheckの口座から、Coincheck以外の別の暗号資産口座へ送金する際の「暗号資産の出金手数料」は、暗号資産の種類によって額が異なります。
例えば、ビットコインは0.001BTC、イーサリアムは0.01ETHの負担となります。
※手数料は、2019年12月1日時点の金額です。
Coincheckで購入できる暗号資産の種類
Coincheckでは、ビットコインをはじめ、さまざまな暗号資産の購入が可能です。
以下の通貨を含む15種類以上の銘柄をCoincheckで購入することができます。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- リスク(LSK)
- リップル(XRP)
- ネム(XEM)
- ライトコイン(LTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- モナコイン(MONA)
- ステラルーメン(XLM)
- クアンタム(QTUM)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- アイオーエスティー(IOST)
- オーエムジー(OMG)
「暗号資産の財布」ウォレットとは?
暗号資産の財布にあたるのが「ウォレット」です。
暗号資産の販売所や取引所は、ユーザーの暗号資産のデータを預かってくれる場ですが、ユーザーのPCやスマホが不正に操作されて、パスワードを盗まれてしまったら、暗号資産口座が乗っ取られてしまうおそれがあります。
そこで、ウォレットを備えておくことが大切です。暗号資産の財布として、インターネットのクラウド上にウォレットを作り、暗号資産のデータを保存します。
Coincheckでもウォレット機能が備わっています
Coincheckでアカウント登録を行うことで、ウォレット機能を利用することができます。さらに、本人確認まで終了していれば、Coincheckのすべてのサービスが利用可能になります。
Coincheckのウォレット機能では、以下の操作ができます。
- 暗号資産の購入
- 暗号資産の売却
- 取引や売却で得た日本円の出金
- 暗号資産の送金
- 暗号資産の受け取り
ちなみに、暗号資産の販売所・取引所が備えているウォレット以外にも、PCのデスクトップに専用ソフトをインストールするウォレットや、外付けのハードウェアを使ったウォレットもあります。
ペーパーウォレット
また、暗号資産のアドレス(口座)や「秘密鍵」を、リアルな紙にメモして記録しておく「ペーパーウォレット」と呼ばれる方法もあります。秘密鍵とは、暗号資産は暗号化されているので、その暗号を解いて送金などの操作ができるようにするための文字列のことです。
ペーパーウォレットは、インターネットとは切り離して保管されるので、ハッキングのおそれはありません。しかし、紙なので紛失してしまう可能性があります。
また、1文字でも読み取れないと使えなくなるので、暗号資産を失うリスクは否定できません。
暗号資産の購入にCoincheckが選ばれる理由
Coincheckは、アカウント登録から口座開設までは簡単に行うことができ、気軽に暗号資産の購入や取引を始めることができます。
また、ビットコインやイーサリアム、リップルなど、多数の暗号資産を購入することができ、取引の選択肢が豊富です。さらに、Coincheckアプリはチャートが見やすく、簡単に暗号資産を取引できる機能を備えています。
最後に、ここまでの内容をまとめてみましょう。
◎暗号資産の購入方法3つ
- 販売所に口座開設をし、販売所の運営会社から暗号資産を購入する
- 取引所に口座開設をし、取引所のユーザー同士で暗号資産の購入や売却をする
- 成行注文や指値注文で暗号資産を購入する
◎暗号資産が購入できる販売所と取引所の違い
- 販売所:運営会社とユーザーとのあいだで、暗号資産を購入・売却する
- 取引所:売買板を見ながら暗号資産の金額を決め、ユーザー同士が暗号資産を売買する
暗号資産の購入方法や、販売所・取引所への口座開設方法を知ることができましたでしょうか。
暗号資産の購入には、Coincheckの利用をぜひ検討してみてください。
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